調査の依頼内容

依頼者は販売店に勤務する20代の女性。 北海道内の某市にある賃貸アパートで一人暮らしをしていました。 依頼のきっかけは、大家の行動に強い違和感を覚えたことでした。

50代ほどの男性大家は、当初は親切な印象だったそうですが、徐々に距離感が崩れ、過剰な干渉が目立つようになったといいます。

不自然な言動と不安の始まり

ある日、友人が自宅を訪ねた翌日、大家からこんな言葉をかけられました。

「昨日来てたのは彼氏? 彼氏なら嫉妬しちゃうな。」

さらに、帰宅時にはドアノブに紙袋が掛けられており、中には女性用のスカートと「似合うと思って買った」という大家の手紙が入っていたそうです。

この出来事をきっかけに、依頼者は「もしかして室内を盗聴されているのでは」と不安を感じ、当社へ調査を依頼されました。

調査の経過と発見

調査は室内全域を対象に実施。電波検知器を使用し、室内の電波状況を解析したところ、明確な盗聴電波をキャッチしました。

コンセント内部に設置された盗聴器
発見されたのはコンセント内部に隠された小型盗聴器。

発信源を特定した結果、リビングの壁面にあるコンセント内から小型の電源供給型盗聴器を発見。 通電している限り継続的に音声を送信できるタイプで、日常会話を外部に発信していた形跡がありました。

調査結果とその後の対応

盗聴器の設置者を特定する確証は得られませんでしたが、 合鍵を持つ人物でなければ設置が不可能な位置であったこと、 さらに大家の言動や過去の行動パターンから、犯人は大家である可能性が極めて高いと判断されました。

依頼者は直ちにアパートからの退去を決意し、後日、警察に相談。 当社からも調査報告書を提出し、証拠資料として提供しました。

増える「大家による盗聴・監視」トラブル

賃貸物件の管理者が入居者のプライバシーを侵害するケースは、近年少なくありません。 合鍵を持つ立場を悪用し、無断で室内に侵入・設置するなどの事件も報告されています。

盗聴や監視行為は住居侵入罪・通信の秘密の侵害・ストーカー規制法違反などに該当する可能性があり、発覚すれば刑事事件に発展することもあります。

盗聴を防ぐためにできること

  • 入居時にすべてのコンセント・照明・電話線周辺を確認する
  • ドアや窓の鍵を交換できる場合は、入居直後に新しいものへ交換する
  • 室内での私的な会話や重要事項は録音・メモして記録を残す
  • 不審な物音や電波を感じたら、専門業者に早めに相談する

札幌盗聴ガードサービスの調査料金:
アパート・マンション:27,500円(税込)
一戸建て:33,000円(税込)
※追加料金なし・秘密厳守・即日対応いたします。

まとめ

今回のケースは、入居者が「不安だ」と感じた直感が的中した例でした。 盗聴器が見つかったことで依頼者は安心すると同時に、引越しを決意し、新しい生活を始めることができました。

ストーカーや過剰な干渉など、住まいの安全を脅かす行為に不安を感じたら、札幌盗聴ガードサービスへご相談ください。 プロの調査で確実に確認し、安心できる環境を取り戻すお手伝いをいたします。