春の引越しシーズン。新生活への期待に胸を膨らませる一方で、見落とされがちなのが「前住人の置き土産」とも言える盗聴器のリスクです。今回は、札幌市東区の単身向けアパートへ引越した直後の女性からご依頼いただいた、実際の発見事例とその背景に迫ります。
引越し直後の違和感。「私しか知らないはずの予定が…」
札幌市東区内の1DKのアパートへ入居したばかりの20代女性(Aさん)。引越し作業が落ち着き、新しい生活が本格的にスタートしてから約2週間後のことでした。友人との電話で話したばかりの「週末の予定」が、なぜかSNSでつながっているだけのあまり親しくない知人に知られていたのです。
「偶然にしてはおかしい」。Aさんは直感的に不安を覚え、札幌盗聴ガードサービスへLINEでご相談をいただきました。現場は築15年ほどの木造アパート。管理会社による入念なハウスクリーニングは済んでいるものの、盗聴器調査が行われた記録はありませんでした。
徹底調査の末に見つかった、巧妙なカモフラージュ
ご依頼当日の夕方、私服の調査員が一般車両でAさん宅を訪問しました。周囲の目を気にされるお客様の心情に配慮した対応です。まずは広帯域受信機(専用機材)を用いて、屋内のあらゆる周波数帯をスキャンします。
調査開始から約20分後、リビングのテレビボード裏付近で微弱な電波反応を確認しました。反応の強さから、発信源が非常に近いことが分かります。家具を慎重に動かし、壁面のコンセントパネルを直接確認したところ……そこに仕掛けられていたのは、一見するとごく普通の「三又コンセント(コーナータップ)」でした。
なぜクリーニング業者は気づかなかったのか?
発見された三又コンセント型の盗聴器は、内部に超小型のマイクと基板が組み込まれており、外観から見分けることはほぼ不可能です。コンセントに挿さっている限り無尽蔵に電力が供給されるため、半永久的に周囲の音声を拾い、半径100m〜200mの範囲へ電波を飛ばし続けます。
「入居前から備え付けられている便利なタップ」と思い込み、そのまま使ってしまう方が後を絶ちません。ハウスクリーニング業者はあくまで「汚れを落とすプロ」であり、「電波を探すプロ」ではありません。怪しい機器を目視で判別するのは困難なのです。
前の住人を狙ったものか、それとも…?
この機器がいつ、誰によって設置されたのかは断定できません。考えられるケースとしては以下の3点が挙げられます。
- 前住人がストーカー被害に遭っていた:元交際相手が合鍵を使って侵入し、設置したまま残された。
- 空室期間中の不法侵入:不動産の内見を装った悪意ある人物が、空室時に設置した。
- 前住人自身の忘れ物:前住人が自身の監視(ペット見守り等)や別用途で使い、忘れていった。
いずれにせよ、現在の入居者であるAさんのプライバシーが筒抜けになっていたという事実に変わりはありません。私共は発見された盗聴器をその場で安全に取り外し、他に異常がないかを再度徹底的に調査。幸い、他の箇所から機器は発見されませんでした。
防犯のプロからのアドバイス
引越し作業が終わった直後は、荷物の整理に追われ、元々部屋にあった「見慣れない家電パーツ」や「コンセント類」を見過ごしてしまいがちです。見知らぬ電源タップや、前住人の残置物と思われる延長コードがあれば、絶対に使用せずに取り外してください。
しかし、コンセントの内部(壁の中)に直接配線を割り込ませる悪質なタイプも存在します。これらは目視では絶対に発見できません。「自分は大丈夫」という思い込みを捨て、新居での生活を安心して始めるための「最初の投資」として、プロによる盗聴器調査を検討されることを強くおすすめします。
引越しに関するよくあるご質問
Q. 賃貸の管理会社に依頼すれば無料で調べてくれますか?
Q. 盗聴器が見つかった場合、警察に通報すべきですか?
引越し時の「安心」はご自身で確保しましょう。
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